タマリンドノキ

英名:tamarind
クメール語名:អំពិល(オンプル)
学名:Tamarindus indica L.
原産地:北アフリカ、または熱帯アジア

[概略]
マメ科の常緑高木。高さ約20メートル。幅約2.5cm、長さ約15cmの豆果をつける。薄い灰褐色の外果皮と深褐色の中果皮を持ち、カンボジアでは一般に□~□月に熟す。
熟した果肉は茶褐色で、強い酸味を持ち、料理に酸味を出すのに用いられる。このような酸味づけに用いられる食材をクメール語ではម្ជូរ(ムチュー)と呼ぶ。都市部では、熟した果肉は1年を通して市場で売られているため、さまざまなម្ជូរのなかでも、さまざまな形でよく使われるម្ជូរのひとつとなっている。
熟した果実だけではなく、未熟の堅い豆果も食用される。未熟の豆果は、生のままおやつとしてかじることもあれば、包丁で細かく刻んで焼き魚などの漬けダレとして用いることもある。

熟した果肉を使った代表的な料理として、以下のようなものがある。

សម្លម្ជូរយួន(ソムロームチューユオン)



  • 最終更新:2011-01-18 23:28:57

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